絶対見つからないヘソクリ場所

今週のお題「ナイショにしていたこと」

僕な、実はヘソクリしてたんだ。

いやこれ絶対見つからない自信ある。現金ってしまい場所に困る。身近なところに隠すとすぐ見つかって怒られるし、だからって変なとこに隠しとくと忘れる。ある日なんとなくタワー型パソコンの3.5インチベイが空いてるのを思い出して、予想するに札がぴったり収まりそうなスペースだなあと。となると差してみたくなるじゃないですか。むしろ差さずにはいられない。で、おもむろに札束を出してきまして満を持して差すじゃないですか。お、お、お、うわあすげえ、ちょうどいい！一万円札は3.5インチベイに対応している。知らんかった。

でもってそんな頻繁にタワーPCってフタ開けないし。開けるのも面倒だし女こどもはほぼ開けない。たまたま来客があったときにPCを開けるシチュエーションとか想像するに難しい。たまたまやってきた強盗だの泥棒だのもまさかタワーPC抱えていかんだろうし、ましてや中まで見ないです。タワーPC抱えて走る泥棒、やや見てみたい気もする。コントだ。

誰も気づかないところで滅多に見ない場所、そしてなによりいつもいつでも足元にあるという安心感。ヘソクリだけにとどまらず昔の恋人の写真とか黒歴史びっしりの手帳とかタワーPCは何でも隠してくれる。なんて大きな存在なんだ。物理的な意味でもデカいがデカいにはデカいだけの良さがある。見ろよこの圧倒的な包容力。惚れる…！

あとね、このタワーPCの中っていう意外性。まるで壁や地下に特設された隠し金庫みたいじゃないですか。かっこいい。警部、これを見てください！なにっ3.5インチベイに札束だと！？なにそれかっこいい。マルサも惚れる隠し場所だと自負しております。ぜひタワーPCをお持ちの方で3.5インチベイに空きのある方、とりあえず差してみてください。かっこいいから。